♪ 月とのおしゃべり ♪

過敏でちょっぴり生き辛い40代(アラフィフ)の物語

目に見えなくたって、存在している。

小さい頃から、
体験したことを言葉にして口から出すのが難しかった。

大人になって、
たくさんの言葉を扱えるようになり
ありとあらゆる言葉を駆使して
コミュニケーションを取ろうと図るが・・・

今度は
「そんなこと考えちゃダメだよ」
「そんなこと言っちゃダメだよ」
「それって、こういうことなんだよ」

******

どうして人は
確実に存在しているものを
なかったことにしたり
ダメだダメだと言うんだろう。

目に見えなくたって
存在しているということは
何らかの理由があるはずなのに。


過去にたったひとり、
本当にたったひとりだけ、
私の言葉を打ち消そうとする集団を制止し
「いいよ、もっとしゃべってアキちゃん」
と言ってくれた人がいた。

でも、その人も、今は地上にいない。

だから私は空を見上げて
月とおしゃべりする。

この世界で私が本当にお話したいのは
これこれこうなんです。って。

月は、私の「おはなし」を聞いてくれる。

アキちゃん、生きなさい。
あなたが感じたことをなかったことにしないで。
存在し続けなさい。と。

LGBT知ろう・感じよう 絵本とお話のワークショップ

f:id:Aki_Hamada:20180527064325j:imagef:id:Aki_Hamada:20180527064330j:image

クラウドファンディングで生まれた『絵本・ジュエルっ子物語』。

クレオ大阪中央様での男女共同参画週間のお祭り
クレオ中央☆わいわいサタデー』で、
絵本を使ったワークショップを開催します。

******

~LGBT知ろう・感じよう 絵本とお話のワークショップ~
絵本の世界を楽しみながら、
「性(セクシュアリティ)」や「多様性」について、
他人事ではなく、自分の事としてとらえ直してみませんか?
絵本の作者がやさしく問いかけるワークショップです。 

日時:6月23日(土)14時~15時半
場所:クレオ大阪中央 3階 会議室2
対象:どなたでも
定員:15名(お申込み先着順)
受講料:無料
講師:cocorotte代表キャリアコンサルタント産業カウンセラー 濱田アキ
お申込み・お問合せはクレオ大阪中央様まで

イベント詳細情報 - クレオ大阪

『京都っぽい』の定義とは何だ。

朝一で京都国立博物館へ。
池大雅展」最終日に駆け込み!
ぐずぐずして見逃しそうになっていたので、間に合って本当に良かった。

そして展覧会を観終わるとちょうどお昼時となった。


さてさてさてさて。
展覧会に行くとぐったり疲れるので、いつも適当に食事を済ませてしまう。
(ファストフード店とかチェーンのカフェとか)

今日ももちろん疲れてはいるが、
今日は何としても『京都っぽく』ランチしてみたいものだ、と思った。


しかしやはりぐったりしているので
慣れ親しんだ「Co〇o壱」とか「マ〇ド」とかに目が行く。

あかん。
あかんで!

決意固く、慎重に観光用っぽくない京都おばんざい定食系のお店を選び、
入ってみる。

「ひとりです」
席に着き、メニューを見ていると
私にまとわりつくたばこの匂い。

「げ!喫煙OK店だ!!」
と、店員さんにお詫びして店を飛び出す。

********

もう、ここで気持ちは決まった。

探索中に通り過ぎたチェーン店のお寿司屋さんで
パックにぎり寿司とペットボトルほうじ茶を購入。

七条大橋から炎天下の鴨川堤防に降り、
木陰を探して場所を確定する。

七条辺りの鴨川堤防は、四条辺りのようなカップル混みはない。
数人のランニング人が通り過ぎるぐらいだった。

堤防のコンクリートに、お寿司と一緒に入っていたチラシを敷き(ごめんなさい)
腰を下ろした。

目線が下がると、鴨川は意外と急流だった。
そして、意外に水が澄んでいた。

鴨川の流れを見ながら、にぎり寿司を食べようと決めた。

流れの一点を眺めた。
流れが一番ドラマティックな箇所だ。

イワシ、流れ
イカ、流れ
アジ、流れ

大変美味だった。

最後を、大アナゴ、流れ・・・と締めくくった。


決まった・・・ワタシ・・・


あー、京都っぽいわー
あー、京都だわー
あー、京都獲得だわー
あー、お寿司おいしーーー


お寿司が美味しかったのは何よりだったが、
結局私の考えていた『京都っぽくランチ』って、どういうことだったんだろう。
少なくとも、イン〇タや食べ〇グ等の検索で人気店に行き
「あー、京都満喫ー」とは、私の場合ならないのだろうなぁ。

障害物を越えるスキルを得るって。

過敏に反応すると、その反応した対象がとてつもなく大きな障害物に思えて
そこから一歩も前に進めないことが多い。

「そういうことってある?」
と、他の人からの情報収集を試みた。

「あぁ、うんうん、あるある」

あ、よかった・・・
私だけじゃないんだ・・・

しかし、他の人はそこからが私と異なっていた。

「でもさ、考えても仕方ないじゃんって思う」派と
「もう考えないようにしてる」派
を発見しました!

その方法、私の辞書になかった。

でも、とてもじゃないけれど、私にできないわ・・・と思った。

が、しかし。
しかしですよ。

次に新たな大きな障害物(に思えること)にぶち当たった時のこと。

『考えても仕方ないじゃん』と思うこともできたし、
『考えないようにする』こともできるようになった!

情報を得ることは、新しくできることも増えるということなのだなぁ。

美し過ぎると悩みも増える

職場周りの大きな公園の新緑があまりにも美しいので、
仕事後の夕方、
「ふたりで散歩しよう」
と誘いたいけれど。

そうすると、家の冷蔵庫を思い出す。
食材がわんさかと詰まっている。

新緑の中ふたりで散歩もしてみたいし、
まっすぐに家に帰ってあの食材でふたりで晩ご飯も食べたい。


お散歩
家ごはん

お散歩
家ごはん

あぁお散歩
家ごはん


頭を抱えこんで悩み
もちろん仕事どころじゃない。

そんな新緑が美し過ぎる季節。

いつでもどこでも嘔吐感ー歯医者アトラクション

歯の治療はクライマックスを迎えている。

型取りだ。

私は型取りがめちゃくちゃ苦手だ。

あのミント風味のペーストがたっぷり乗った大きな金属を口の中に入れる。
しかも、歯茎に密着させ数分間そのままにしておく。

お、おおえぇぇぇえええ・・・・


私は歯医者が苦手だ。

口を開けたままにしておく。
器具だの人の指だのが口に差し込まれる。
水だの風だのが口の中に吹き付けられる。
耳元でチュイーンとがギュイーンとかガギョガギョガギョとか爆音がして
頭部全体がダメージを受ける。

お、おええええええええ・・・・(涙目)


さあさあさあ、今日は型取りだ。

しかしもう気分が負けている。
できる気がしない。
恐怖心が全身を駆け巡る。

ほんの少し型取り器を口に差し込んだところで白旗。
手を挙げる。

「〇◇△〇△*☆・・・!!」
「ハマダさん、しんどいですか?」
「ゔ・・・・・・(涙目)」
「外しましょう」
「はーはー・・・・(涙&よだれ)」
「身体起こしますね」

水平になっていた身体が縦に戻る。

気持ち悪さを我慢しながら肩で息をする。

「ハマダさん、目を開けましょう」
「遠くを見ましょう」
「鼻で大きく息をしてー」

大変大変。

少しラクになったところで再挑戦。
「イイイイス、座ったままでいいですか?(ガクブル)」
「大丈夫ですよー」
「顔にタオル載せるのもやめてください。恐怖心が増幅するんで(ガクブル)」
「はい、大丈夫ですよー」
「では入れましょう」
「ははははひ・・・」
「はい、鼻でゆっくり息をしてーー」
「大丈夫です、うまく固まって来ていますよ」
(コクコク・頷)
「あと20秒ぐらいでーす」
(コクコク・頷)
「はい、取りまーす」

「ハマダさん、きれいに型取れてますからねー」
「は、はひ・・・お手数をおかけ・・・」
「いえいえ、少し休みましょう」
「ぜーはー・・・」

あぁ、大変大変大変。

「この後やることは、簡単です
 仮のフタをかぶせて終わりです
 がんばりましょう」
「は、はひ・・・・」

歯医者に関しては、よちよち歩きの赤子である。

どぶ川と私

夕方、左側から吹く、雨直前の曇って湿った風を受けながら歩いていた。

左側の頭髪の先っちょが、私の鼻先を泳ぐ。

今日は一日中、少量ではあるがじっとりとした汗をかいていた。
鼻先の頭髪は汗と皮脂の混ざった匂いがした。

「あぁ、くさいな・・・」
と思いながら、髪を振り払う意味も込めて顔を左へ向けた。

すると、左側に深緑色の川が見えた。
湿った空気の中で川が悪臭を放っている。

もはや、本当にニオイを放っているのは、
川なのか頭髪なのか分からなくなっていた。

今日の気候が私とどぶ川を一体化させている。

何かと一体になったことが嬉しくて
少し気分が「うふ♪」となった。