♪ cocorotte な毎日 ♪

「こころってなぁに?」と問いかける毎日。目に見えない「心」を形にする試み

入籍って、セクマイにも想像以上にすごかった

待ちに待った、入籍後の両家食事会。

(と言っても、お互いの親とだけだけど)

 

よく知っているお店で、

ジュエルっ子も「ここなら♪」という

くずし懐石 はな

 

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鱧と松茸の土瓶蒸し

 

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鯛の塩釜焼き

 

おかしかったのは

ジュエルっ子は、私に出会うまでは悩みに悩んで

誰にも言えず一人で苦しみを抱えていた

「可哀想な子」で、

私のような理解者と出会えて本当に良かったね、と。

 

親は、あなた達を「特別」ではなく、

「普通の結婚」として見ているよ。

「普通の」「普通の」、と。

 

あぁ、

親としての落としどころはそこなんだな、と。

 

自分自身で納得できないことは苦しい。

だから、親としては納得どころを「そこ」に持って来たのだな、と。

 

ジュエルっ子と顔を見合わせ、

「それでいいのだ、それで」と目くばせした。

 

私がジュエルっ子と出会ったきっかけは

いわゆる親が考えるところの「普通の結婚」が念頭にあったわけではない。

 

以前私は、

「私はビアンです♪

 中性的なちょいボーイッシュな人が好みで~す」

なんて言っていた。

 

ジュエルっ子が抱えているGIDは理解不能だった。(いや今でも)

そもそも出会った頃からジュエルっ子は「可哀想な子」ではなかった。

私はジュエルっ子を理解して一緒になったワケではなく、

ジュエルっ子が私を一番幸せにしてくれそうだったから、

そこに期待して一緒になったのだ。

 

親達が落としどころに持って来た

「哀しく美しいストーリー」はどこにもないのであった。

 

でも、それでいい。

真実を全部告げるのが正しいわけじゃない。

 

親が落としどころの中で、私たちに理解を示してくれ、

この日の食事を心から楽しんでくれたことが本当に嬉しかった。

 

【付録】

少し遅れてお店に到着したジュエルっ子が、

私の父の画像をプリントアウトしたものと、遺品を持って来てくれた。

 

私はこの日を迎えるにあたって、父のことを思い出しもしなかった。

心から驚いて、心から感謝した。

 

ジュエルっ子は父が亡くなる直前、

「お父さんに会いに行きなさい」と

香川まで私に着いて来てくれた。

 

あぁ、本当に

お父ちゃんが生きていてくれたなら。

 

私のこの「自分的には特別な結婚」にも、

本当の意味で喜んでくれたかも知れない。

 

アキにぴったりの人をよく探したね、って。