♪ 月とのおしゃべり ♪

過敏でちょっぴり生き辛い40代(アラフィフ)の物語

どぶ川と私

夕方、左側から吹く、雨直前の曇って湿った風を受けながら歩いていた。

左側の頭髪の先っちょが、私の鼻先を泳ぐ。

今日は一日中、少量ではあるがじっとりとした汗をかいていた。
鼻先の頭髪は汗と皮脂の混ざった匂いがした。

「あぁ、くさいな・・・」
と思いながら、髪を振り払う意味も込めて顔を左へ向けた。

すると、左側に深緑色の川が見えた。
湿った空気の中で川が悪臭を放っている。

もはや、本当にニオイを放っているのは、
川なのか頭髪なのか分からなくなっていた。

今日の気候が私とどぶ川を一体化させている。

何かと一体になったことが嬉しくて
少し気分が「うふ♪」となった。