♪ 月とのおしゃべり ♪

過敏でちょっぴり生き辛い40代(アラフィフ)の物語

いつでもどこでも嘔吐感ー歯医者アトラクション

歯の治療はクライマックスを迎えている。

型取りだ。

私は型取りがめちゃくちゃ苦手だ。

あのミント風味のペーストがたっぷり乗った大きな金属を口の中に入れる。
しかも、歯茎に密着させ数分間そのままにしておく。

お、おおえぇぇぇえええ・・・・


私は歯医者が苦手だ。

口を開けたままにしておく。
器具だの人の指だのが口に差し込まれる。
水だの風だのが口の中に吹き付けられる。
耳元でチュイーンとがギュイーンとかガギョガギョガギョとか爆音がして
頭部全体がダメージを受ける。

お、おええええええええ・・・・(涙目)


さあさあさあ、今日は型取りだ。

しかしもう気分が負けている。
できる気がしない。
恐怖心が全身を駆け巡る。

ほんの少し型取り器を口に差し込んだところで白旗。
手を挙げる。

「〇◇△〇△*☆・・・!!」
「ハマダさん、しんどいですか?」
「ゔ・・・・・・(涙目)」
「外しましょう」
「はーはー・・・・(涙&よだれ)」
「身体起こしますね」

水平になっていた身体が縦に戻る。

気持ち悪さを我慢しながら肩で息をする。

「ハマダさん、目を開けましょう」
「遠くを見ましょう」
「鼻で大きく息をしてー」

大変大変。

少しラクになったところで再挑戦。
「イイイイス、座ったままでいいですか?(ガクブル)」
「大丈夫ですよー」
「顔にタオル載せるのもやめてください。恐怖心が増幅するんで(ガクブル)」
「はい、大丈夫ですよー」
「では入れましょう」
「ははははひ・・・」
「はい、鼻でゆっくり息をしてーー」
「大丈夫です、うまく固まって来ていますよ」
(コクコク・頷)
「あと20秒ぐらいでーす」
(コクコク・頷)
「はい、取りまーす」

「ハマダさん、きれいに型取れてますからねー」
「は、はひ・・・お手数をおかけ・・・」
「いえいえ、少し休みましょう」
「ぜーはー・・・」

あぁ、大変大変大変。

「この後やることは、簡単です
 仮のフタをかぶせて終わりです
 がんばりましょう」
「は、はひ・・・・」

歯医者に関しては、よちよち歩きの赤子である。